旧:YOUの自転車小屋

どうもYOU(ユウ)です!!このブログはロードバイクやママチャリのレストアを行うホームメカニックの方やサンデーレーサーの方向けの情報発信ブログになります。※YOUの自転車小屋2.0 http://youscyclecabin118.com/ へお引越ししました(2017年2月17日」。

ロードバイクレストア/ワイヤー周りとチェーン取り付け〜

YOUの自転車小屋2.0へ移転しました。

STIレバーをハンドルに取り付けては省いてまずはブレーキワイヤーからいきます。

ブレーキワイヤーの両端には大概、形の違うタイコが付いています。
写真では左がロード系で右がクロスバイクやマウンテンバイク系です。

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不要な方を切り落として使います。
レバーに通す時には
タイコ部分にグリスを塗っておきます。
固着防止です。

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レバー引いて口を開けると通す穴が見えてきます。
通す穴にはタイコが収まる凹みが有る面と無い面があると思うのである面を手前にして挿入していきます。

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をタイコ部分がしっかり入ればOKです。
左右共やる事は同じです。

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続いてシフトワイヤーです。
ブレーキに比べてタイコが小さくなっています。
これは一つの規格しかないのでブレーキの様に迷う事はありません。

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ここではリアディレイラーのシフトケーブルを例にします(右レバー)。

ワイヤーはレバーの外側から通す事になります。
穴を覗くと向こう側が見えて通せる様になっていますが、レバーの位置によっては見えない所に来ているのでレバーを動かして(シフトチェンジ)くる様にします。
※向こう側が見えるのは下位機種のいわゆるヒゲタイプのレバーだけですので、上位機種になるとまた違います。

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通し終えたらアウターケーブルの長さを決めてカットします。
長さはお約束の無理の無い綺麗に見える長さ。
ここはセンスですね。

カットした時には先端が潰れているのでヤスリ等で整形して綺麗にします。

写真は綺麗成形にした後です。

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アウターのエンドには解れ防止のキャップをします。
ここには潤滑用のグリスが欲しい所です。

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後はアジャストボルトに差し込みます。
ここから先はアウターは無くBB下のガイド(右側)を通してリアディレイラーまで持っていきます。

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リアディレイラーのアウターは長さは

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ディレイラーがキャパシティ一杯になってもワイヤーに無理が出ない長さにする必要があります。

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こんなもんでしょう。

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出来上がりがこちら。
先端処理とキャップは取り付けています。

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フロントもワイヤーを通しました。
こちらはディレイラーの位置調整がまだなのだ仮止めです。

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ブレーキも同じ様な作業を繰り返してケーブル周りは完了です。

まだバーテープを巻いてないので煩雑なケーブル周りになってます(笑)

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続いてシート周り。
シートは傷んでいたのだ新しい物を準備してます。

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DIXNAのスタイリッシュなものです。
これはオーナーの趣味です。

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シートポストに仮止めして

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これまたフレームに仮止めしておきます。
ポジションは後で調整します。

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続いてチェーンを取り付けます。
チェーンはSHIMANO純正6,7,8速対応品です。

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表面はメッキ処理されているものです。

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ナロータイプになるので毎回新しいコネクトピンが必要になります。
新品には一本付属されてます。

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チェーンを通すので気を付けないといけないのはリアディレイラーなのでここだけ御紹介。

ポイントはガイドプーリーからテンションプーリーに通す所です。

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良く見ると脱落防止の爪が有るのでこの内側を通す様にします。
注意点はここだけ。

間違えても回す時に引っ掛かるので気付きますが、チェーンを繋いでからではコネクトピンを無駄にするので気をつけましょう。

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チェーンの長さを決める時にはこのチェーンフッカーがあると便利。
300円程度なので一つあって良いと思います。

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新品のチェーンは大体3〜5コマ程度長いのでギヤに合わせて長さを決めます。

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決めるには
最も短くて良い
「トップギヤ-インナー」

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最も長さが必要な
「ローギヤ-アウター」

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いずれの時もリアディレイラーのキャパシティ(つまりはチェーンにテンションが掛けれる範囲)を超え無い長さにしてあげる必要があります。

今回のギヤの組み合わせは特にフロントがトリプルなので落差が激しく難しいです。

結局、さっきのでは「ローギヤ-アウター」がキツイので一コマ長くして4コマ程切ることにしました。

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長さが決まったら不要なチェーンを切ります。
チェーンカッターは何でも良いと思います。
私は安いアストロプロダクツ製の物を使ってますが、これで11速もいけます。

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コネクトピンのセンターをしっかり狙ってグイグイハンドルを回します。
結構硬いので力が必要です。
こういう所は高い工具の方が楽かもしれません。

使ったと無いのでわかりませんが(笑)

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付属のコネクトピンを使い繋げます。

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ピンにはチェーンオイルを塗ってから入れます。

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仮で挿入して

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ゆっくり押し込むと

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ガイドになる先端部分が出てきます。
押し込み具合は他のピンの頭の出具合を参考にすると良いと思います。

また、微妙な押し込み具合で動きが渋くなったりするので作動性を手でシゴいて確認しながらするとこをお勧めします。

面倒でも少しずつ押し込んで確認する事がコツです。

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調整出来たらガイド部分をペンチで折ます。

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折れました。
気になる人はチェーン側のピンに少し折った時のバリが残るのでヤスリで削ると良いと思います。

そんなに酷くなければ変速性能に影響は無いのでそのままでも良いとは思います。

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これでドライブトレインは粗方完成。

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後は微調整などが残ってますが、その辺は次回にします。

次回でレストアも完結?になると思いますので、もう少々お付き合い下さい。