GIANT 完組SR2 リアホイール分解・重量測定
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表記の通りですが、GIANT の完組ホイールSR2を分解してどういった重量構成になっているか見てみましょう。
このクラスのホイールは10万円台の入門用ロードに付いているホイールになりますので、入門用ロードがどういったパーツ構成かの参考になればと思います。
それでは始めます。
スポークの組み方はフリー側6本組、ハンフリー側ラジアル組になってます。
最近の完組には良くある組み方です。
分解前にセンター位置の確認してみます。
若干 フリー側に寄ってます。
寄っている方向からして経年的な物かと思われます。
スポークが一部チェーン落ちで傷んでいる箇所があるのでそれなりに使った物と思われます(思われますと書いたのも中古で買って私個人としては余り使っていないからです)。
ここからはパーツ毎の重量を見ています。
因みに私の持っている計りは料理用なので1,000g以下しか計れません。
という事はこのホイールは1,000gオーバーという事です。
まずはリムテープ「17g」
重くない部類の重量です。
ニップル「23g」
真鍮で24個と言うことは1個1g程度と言うことです。
スポーク「88g」
24本かつ14番プレーンなのでこんな物かと。
ハブ「371g」
重いです。
ただし、大事なのはホイール外周部重量なのでここは余り気にしません。
そしてお待ちかねのリムはと言うと
「519g!!」
重いです!
このリムハイトでこの重量は重いです。
アルミのクリンチャーで380g程度の物があるのでそこから100g以上重いのでリムを変えたら劇的に変わると思います。
ただし、重いということは丈夫なので入門用と言う意味ではこの程度が正解かもしれません。
体重重い人が乗るかもしれませんからね。
因みにリムとハブをTNIに変えてニップルもアルミにすると
300g近く軽くなります。
ここまで違うと劇的に違います。