LWC製カーボンチューブラーリムで決戦用ホイールを手組みする
YOUの自転車小屋2.0へ移転しました。
長い題名になりましたが、題名の通り決戦用ホイールを手組みします。
使うリムはLWC製カーボンチューブラーリムです。
リムハイト24mmでLWCのラインナップとしては最軽量モデルになります。
これを使えば前後セットで1000g切りのホイールが組む事が出来ます。
ですが、今回は全体重量よりも硬くて外周重量が軽いホイールを目指しているので最終重量は余り気にしていません。
それでは詳しく見ていきましょう。
まずは全体写真。
これだけだとよく分かりませんのが
ホール数はリア28h,フロント24hにています。
リムハイトが低いのでスポーク本数をふやして剛性を稼ぐ考えです。
多少の重量増にはなりますが、外周重量が圧倒的に軽いので大した問題ではありません。
よく見るとドライブサイドの指定があります(という事は…)。
各部の作りを詳しく見ていきます。
全体的に作りはしっかりしていて綺麗です。
バルブホール付近もしっかり成形されています。
成型時の風船を抜く穴の跡がありますが、綺麗に蓋をされていて強度的には不安がなさそうな印象です。
ブレーキ面は編み方を変えて強度を確保しているのでしょうか?
段付き等も無く全体的に綺麗です。
軽量リムの場合ニップルホールの肉厚が薄くて強度的に心配になりますが、これは結構な厚みがあって不安無く組めそうです。
ノギスで目見当にはなりますが、簡単に測ると3mm位の肉厚はあります。
実際、LWCに問い合わせたところリムの限界スポークテンションは3000N-mとの事なので本当なら首折れスポークではまずリムを食い破る事は無いということになります。
穴振りが無いと事前に聞いていましたが、よくよく見るとセンターから穴が少し寄っているように見えます。
逆面に行ってバルブホールを基準に見るとニップルホールが少し左に寄っているのが、分かるでしょうか?
そう、これはオフセットしてます。
なので最初の写真にあった
オフセットと言ってもせいぜい2mm程度ですのでどこまでスポークテンションの左右差に効くかはわかりません。
恐らく「してないよりはマシ!!」のレベルだと思います。
という事でリムの外見としては中々優秀な印象のLWCカーボンリム。
最後に気になる重量測定をして次回以降から組んでいきます。
メーカー公称は260±10gです。
こちらが結果!!
28hは252g!!
24hは258g!!
いずれもメーカー公称よりも軽い方向に振れてます。
組むのがお楽しみです😁
それではまた。