クロモリロードバイクのレストア 〜続 塗装剥離〜
YOUの自転車小屋2.0へ移転しました。
塗装剥離が続きます‼️
もう少々お付き合いを。
スクレーパーで削る方針を前回で決めて、そこから地道に続けてます。
力が要るしやれる場所も限られるのでコツコツ合間を見つけては剥がしての繰り返し。
やっとこさここまで↓来てもまだまだ道半ば
作業はひたすら削る単純作業なので、たまには飽きないようにちょっとお遊びを😁
ラグを塗り分けした場合を模擬してみました。
ふむふむこんな感じか。。。
これはこれで悪く無い。
とまぁ、こんな事をやりながら根気よく続ける事、始めてから約2週間で大まかな剥離剤が完了。
ここからはラグ等のパイプ集合部に手を付けます。
BB周り
シートステー
※ヘッドは撮り忘れました💦
複雑な形状をしたところなのでこれまでの大きいスクレーパーでは無く、彫刻刀とワイヤーブラシを駆使して塗装を落とします。
そしてこれまたコツコツ続ける事、約2週間。
磨きも完了して下地が出来上がりました‼️
全体
BB周り
シートステー
ヘッドラグ周辺
塗装が厚かったようで剥がしてみると意外にラグがシャープな造形をしているのが、分かりました。
暫くこのままにしておきたい気持ちになります。。。
そして分かったことがもう一つリヤエンドにはSHIMANO PR、フロントにはたTANGEが使われていることが分かりました。
塗装剥離はこれで完了ですが、塗装に移る前にもう一つ作業します。
ボトルケージやリアディレイラーハンガーのネジ穴に入った塗装と錆を落とします。
このまま塗装すると錆が後で浮いてきたり、ネジ山が塗装で埋まったりするのでここでひと手間。
やる事はネジ穴にタップを通すことで掃除をしてやります。
自転車のネジ山は細目が使われていることがほとんどのようですので、ちゃんとネジ山に合うタップを準備します。
この自転車の場合
・ボルトケージ/ダボ穴 M5 ピッチ0.8mm
・リヤディレイラーハンガー M10 ピッチ1.0mm
ボトルケージ部
歯を痛めない為に油(何でも良いと思います)を刺してネジ山をさらいます。
赤茶色の錆が結構出てきます。
錆が出てこなくなるまで何度か繰り返します。
フロントフォークのダボ穴も同じ作業をします。
綺麗になりました‼️
続いてリアディレイラーハンガー
同じ作業の繰り返し
大分、塗装が入り込んでいました。
これで完成です‼️
塗装下地がこれで出来上がったので次は塗装に入りますが、その前にどんなデザインにするかを決めていません。
次回は塗装準備編として御紹介したいと思います。
それではまた🚴