クロモリロードバイクのレストア 〜ヘッドパーツのフレームからの取外し〜
YOUの自転車小屋2.0へ移転しました。
フレームに唯一残っているパーツになるヘッドパーツを外していきます。
自作メンテナンス台に乗せて作業を進めていきます。
ヘッドパーツを外す為に準備したのは何処のホームセンターでも買えるような8mmのボルトとナットに加え、外径30mmと50mmのワッシャーです。
ポイントはワッシャー外径30mmのものの内1枚を半分にカットしておく事で、他の物はそのまま使います。
使い方は以下の手順。
半分にカットしたワッシャーを上ワンの内側を通して下ワンのヘッド圧入されている部分に乗せます。
ここを叩いてワンを抜くわけですが、上ワンが付いた状態ではワッシャーが入らないのでこの為にワッシャーを半分にカットした訳です。
もう半分も入れて
ナットとワッシャーを付けたボルト通し
1番大きなワッシャーで外側からワンを挟んでナットで締めれば準備完了‼️
でしたが‼️
ボルトでは強度が足りなく曲がってしまった為💦
エクステンションバーにソケットを付けてハンマーで叩くこことで外れました。
↓エクステンションバーとソケット
ソケットは中のナットを避ける為に大きめの17mmを使ってます。
フォークには玉押しが残っているので外します。
専用工具もありますが、これまたお高いのでハンマーと貫通ドライバーで代用します。
左右交互に少しずつ叩いて外します。
これでようやく全てのパーツが外れて揃ったヘッドパーツがこちら‼️
見事に錆と汚れでダメージがある状態です。
再使用出来るかを判断する為にクリーニングをしとピカールで磨いてみました。
ヘッドパーツはシキシマ製でした。
恐らく廃盤の物かと思います。
アウター受けはシマノ製でこれはまだ使える範囲です。
ヘッドはランドナーに多いマイクロアジャスター。
磨いてツヤもまあまあ出たので使えるかな⁉️
と思いましたが‼️
詳しく見るとメッキの剥がれが激しく、綺麗に復元が難しい状態でした。
と言うことで、新しい物を買いました‼️
タンゲ精工製レビンです。
ロード用になりますが、安価でそこそこ程度の良いものはこれくらいだったので、これに決めました。
ランドナーの物との違いは上ワンの受けがオスメスが逆です。
後は防水パーツがしっかり付いている関係もあり部品点数が多いです。
ということでヘッドパーツはここまで。
この輝くヘッドを付けるのはまだまだ先になりますが、楽しみです‼️