クロモリロードバイクのレストア 〜分解②〜
YOUの自転車小屋2.0へ移転しました。
分解を続けます。
まずは中々興味深いタイヤをホイールから外します。
トロけてますね。
やっぱり焼けたチーズみたいです(笑)
ベリベリ手応えを感じてながら剥がしていきます。
後はタイヤレバーで剥いでいきます。
外れました。
ここでリムを確認。
”ウカイ”製 でした。
初めて知りましたが、このメーカーはランドナー系のパーツを作っているメーカーのようです。
今もあるのかな❓❓
フレームからパーツを外します。
まずはひっくり返して作業します。
ひっくり返してBBを見るとフロントディレイラー側のワイヤーにはリードがありません。
フレームに食い込んでます…。
どうやら最初からこの仕様みたいです。
ここは良くないので要改善ですね。
フロントディレイラーからワイヤーを外し。
バンドを外します。
全体的な錆の割に固着は有りませんでした。
リアディレイラーも
六角レンチで緩めれば
外れます。
昔ながらの造りをしていていい雰囲気を出してます。
Wレバーはバンド式なので裏のボルトを緩めれば
外れます。
SHIMANOマークがいけてます。
ここで元の位置にフレームを戻します。
シートをフレームから外していきます。
このフレームの面白いのはアウター受けが一部品としてシートピンと一緒に付いてます。
ただし、錆びてしまって再使用は出来ない状態です。
アウター受けとしてはこの様にして使います。
センタープルブレーキを外します。
現物は初めて見ました。
特徴としてはリターンスプリングが異常に強いです。
おそらくブレーキレバーにリターンスプリングが無いものを使う事を想定した設計だと思います。
取り付けているナットは最近の埋め込みナットではありませんので、メガネレンチで緩めていきます。
外れました。
シマノ製ブレーキキャリパー。
ハドル周りに移ります。
左レバーは完全にブラケットからレバーが脱落しています。
レバーが外れているお陰?で見やすいですが、ブラケット自体は大きなマイナス頭のねじを緩めると外れます。
ブルーがワンポイントで綺麗です。
ハンドルも外しました。
ステムは引き上げ棒のボルトを緩めれば
抜けてきます。
ここは結構固着しているものも多いので助かります。
フォークとフレームを分離します。
レンチで緩めて順番に外していくとフレームと分離できます。
これで大物の分離は完了です。
まとめると
これで大枠の分解は完了です。
思いのほか固着が無くスムーズで助かりました。
次回から個別のパーツ分解と状態確認をしていきます。