GIANT完組 PR-2 フロントホイール/分解・重量測定
YOUの自転車小屋2.0へ移転しました。
色々あってやや暫くサボってましたが、久しぶりにアップしていきます。
今回は以前リア完組ホイールの分解と重量測定をした続きで、同じ様なグレードになるPR-2のフロントを見ていきます。
今回は組まれた状態で1,000g以下なのでここで全体重量測定。
776gなので前後で合わせると1,800g程度になると言うことになります。
大体の入門ロードにはこれぐらいの重量のホイールが付いていると考えて良いですね。
フロントなので組み方はラジアル組。
本数は割と多めの24本です。
ここから振れ取り台に乗せて作業していきます。
ニップルを全て緩めていきます。
分解出来ました。
ばれた所で各パーツの重量測定をして行きます。
まずはリムテープ → 15g。
前回もそうでしたが、GIANTのリムテープは結構軽い部類に入る重さです。
スポーク → 143g。
24本なので1本6g程度で前回のスポークの話からするとCX-RAY並みの軽さになります。
とは言ってもフロントラジアル様なので長さが短いのでそのまま比べる事は出来ませんが、結構軽いと思います。
軽い秘密はニップルは#14ですが、バテッドになっていることです。
GIANT意外にやりおります。
続いてハブボディ → 119g。
平凡な重量ですが、高級感があって良いです。
ニップルはアルミ → 9g。
24ケなので1ケ約0.3g程度。
これもアルミならこれくらいって言う重量です。
そしてお待ちかねのリム重量。
497g!!重い!!
前回のリムよりは若干軽い物の約500gは重いですね。
例によって穴振りが左右にされています。
ここで前回の物と作りで違うところがあったので御紹介。
リムの継ぎ目ですが、今回のPR-2はそこまで段付きが無く比較的綺麗ですが
前回のSR-2は明らかな隙間が有ります。
これが個体差なのかはわかりませんが、全体的な作りからしてPR-2の方が良い感じがするのが、私の私見です。
内部のバリの感じからいっても手前のPR-2の方が良い感じです。
以上が分解重量測定になります。
参考になったでしょうか?